それは一粒の種から始まりました。
 
1983年、私たちは日本の金融市場に明らかなギャップを見つけました。
 
当時、クレジットカードを発行できたのは銀行だけで、
利用できるのは高所得者層に限られていました。
 
そして社会の慣習が多くの日本人女性を労働市場から遠ざけていた時代に、
私たちは競合他社が未開拓であった顧客層を、あえて中心に据えることを選びました。

クレディセゾンは、日本で初めて女性を主要顧客層とした企業です。
これは当時、他の誰も挑戦していなかったリスクのある一歩でした。

しかし、すぐにカード会員の75%が女性となりました。


数字を超えて、より大きな変化の芽が根付きました。



女性たちは初めて、自分自身と家族のために、
自らの意思で家計の判断を下す力を得たのです。
その後、他の金融機関も続き、
より多くの人々に扉が開かれていきました。

社会全体が、変革を始めました。

私たちにとってそれは、「見過ごされてきた人々の可能性を認め、
扉を開く」ことでした。
 
この「アクセス」「主体性」「インクルージョン」の種は、
それ以来、私たちが歩んできたすべての道に根を張っています。

01

なぜこの季節が重要なのか

02

新たな始まりの季節

03

変化を育む条件を整える季節

04

真のインパクトを収穫する季節

05
新しい季節

新しい季節に向けて、ともに未来を描く

01 冬
なぜこの季節が重要なのか
厳しい季節、冬へようこそ。

政治的意思が低下し、資金調達が厳しくなり、緊張が高まるこの時期は、
私たちの真価を問われる瞬間です。
 
けれども私たちは、これを「危機」とは捉えていません。
むしろ、これから訪れる未来のために守り育てるべき、
可能性に満ちた「土壌」として捉えています。
 
この季節は、再び集まり、立ち止まって考える機会を与えてくれます。
 
私たちは民間投融資家として、この「冬」は革新のきっかけであり、
新たなアプローチを想像し、結果を出すために実績を積み上げるためのタイミングです。

私たちは、これまでの信念を再確認しつつ、 より良い未来のために、変革する勇気を持ちます。

「この瞬間は、インパクトにおける重要な分岐点です。
私たちは自分たちらしさに忠実でありながら、 根を深く張り、
実社会に持続的な変化をもたらすビジョンを進化させていきます。
今という瞬間こそが、我々が目的をもってリードし、次の時代を形作ろうと呼びかけるときです。」

— 森 航介CEO

02春
新たな始まりの季節
冬が過ぎ、春が訪れると、新しいソリューションが芽を出すときです。

しかし、新たな成長は、欠けているものに正面から向き合わなければ生まれません。

ここ数十年、金融業界はファイナンシャル・インクルージョンに注力してきました。
つまり、クレジット・口座・デジタルツールへのアクセスを拡大してきたのです。

しかし、アクセスがあることと「成果」があることは同義ではありません。
アクセスはあくまで種(きっかけ)に過ぎません。
金融を通じて持続的な変化を生み出す
CGAPとの対話より
世界銀行グループで、ファイナンシャル・インクルージョンの推進に取り組む主要なグローバルプラットフォームである
CGAPの金融部門スペシャリスト&アジア地域責任者、 Sai Krishna Kumaraswamy 氏に話を伺いました。

「この15年間で、金融アクセスは驚異的に進展しました。
それでもなお13億人が銀行口座を持たないままです。
今こそ民間セクターがこの瞬間に応え、
インパクトへの責任から退くのではなく、前進する時です。」

— Sai Krishna Kumaraswamy (CGAP)

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今こそ、成功の尺度と希望の仕組みを再定義する時です。

そのためには、まず「金融的なウェルビーイング(経済的安定・豊かさ)」とは何かを見直し、
そこに到達するためにどのように変化が必要なのかを明確にすることが大切です。
そうすることで、一人ひとりのレジリエンス(回復力・しなやかな強さ)が、
どのように社会全体の仕組みを変える力となり得るのかを探ることができます。

そこにあるギャップこそ、私たちが取り組むべきものです。
03 夏

変化を育む条件を整え
る季節

今は豊かな季節に入りました。
しかし、物事が繁栄するときこそ、同時にほころびも生まれます。

気候変動が激化し予測不能になる中で、
私たちは観察し、投資し、そして何よりも「思いやること」が一層重要になっています。
本質を観察すること
成功を「リーチ(到達数)」だけで測るのではなく、実際に何が変化したかで評価します。によって判断します。

私たちは引き続き、アウトプット(成果)とアウトカム(結果)を計測し、透明性をもって報告します。

それらの洞察を投資判断の戦略ツールとして活用しています。
2024
5億ドル +
クライアントのために確保された資金で
2025
5億ドル +
クライアントのために確保された資金で
2024
$500M +
in funding secured for our Client
2025
$500M +
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2024
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2025
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2024
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2025
$500M +
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私たちのアプローチは、2つの主要な柱に支えられています:
BlueMarkによる独立検証
Impact Principlesへの署名・準拠
 パートナーへの投資
私たちは、アクセスを提供するだけではなく、その後の変化までデザインします。

これは、長期的な成長を支える条件を整えることを意味します。
私たちの投融資は単なる資金提供ではなく、持続的なインパクトを
生み出すための戦略的なてこ(レバー)として機能します。

パートナー企業の能力を高め、周囲のエコシステムを強化し、それにより、
包摂的でレジリエントで革新的な環境を築きます。

 SaisonがHelicapやValidusとどのようにTA(テクニカル・アシスタンス)を
通じて協働しているか、動画でご覧ください。
思いやりをもって関わる
季節は変わっても、私たちのインパクト・アプローチは変わりません。
「金融サービスは思いやりをもって届けられてこそ、人々の幸福を生む」という信念に根ざしています。

プロセス・パートナーシップ・ペーシェンス(忍耐・長期的資金)を組み合わせ、
企業が責任ある包摂的な金融システムを世界中で構築できるよう後押ししています。

Patience – Process – Partnership
私たちのアプローチについては こちら。
SPECIAL FEATURE
AGROFORTE - インパクトへの幅広い
アプローチを可能に
動物性タンパク質セクターにおける、
ニーズに合わせた信用(テーラードクレジット)へのアクセスは、
特に小規模生産者にとって、
農村の生計基盤と、食料安全保障を高めるための強力な手段となります。

ブラジルの養鶏・酪農セクターにおいて、
私たちがどのようにテクニカルアシスタンスを活用し、
パートナーを支援し、生計と持続可能性を変革しているのか、詳細をご覧ください。
もっと読む
04 秋

真のインパクトを収穫する季節

インパクトを追求すると、リターンを犠牲にするという考えがあります。
しかし私たちは、それが誤りであることを証明してきました。

私たちのポートフォリオには、有望な企業やモデルケースが次々と現れています。
そして 経済的リターンと社会的インパクトは両立可能であることを示しています。
これは、私たちの旅路の自然な次のステップ:
蒔いた種が実を結ぶ、まさに「収穫の季節」です。
私たちのインパクトが実際に生み出す変化をご覧ください。
小さな一歩から始まるその変化は、やがてエコシステム全体を再構築するのです。

スポットライト

BRAZIL

スポットライト

MEXICO

スポットライト

INDIA

現場からの声

私たちは、金融の未来は、「誰を含めるか」だけでなく、
「誰がそこで成長できるか」にかかっていると信じています。

ファイナンシャル・インクルージョンは扉を開きました。経済的ウェルビーイングこそが、
その始まりを旅へと変えるものであり、人々が自らの道を切り開き、志を追い求め、
自由と共に生き、真の心の平安を受け入れることができるのです。

ウェルビーイングは、どこか一つの数字で測れるものではなく、さまざまな要素がつながり合う“仕組み”です。
机上の理論ではなく、人々が実際に生きる未来そのものです。

彼らの物語は定義を広げます。
クレジットヒストリー
ファイナンシャル・レジリエンス
雇用創出
円滑な消費
成長
イノベイノベーションーション
憧れ
脆弱性
エンパワーメント
クレジットヒストリー
金融レジリファイナンシャル・レジリエンスエンス
雇用創出
円滑な消費
成長
イノベーション
願望
脆弱性
エンパワーメント
クレジットヒストリー
ファイナンシャル・レジリエンス
雇用創出
円滑な消費
成長
イノベーション
願憧れ望
脆弱性
エンパワーメント
05
新しい季節

新しい季節に向けて、
ともに未来を描く

季節が巡り、私たちは冬に戻ります。
しかしそれは、知見と強さを蓄えたあとの「冬」です。
私たちはすべての答えを持っているわけではありません。
けれども、新しい地を探り、より大胆な未来を育てる準備はできています。


新しい結果を得たいなら、まず新しい未来を想像する勇気を持たなければなりません。
 
これは、金融の未来を、私たちが共に変えていくための招待状です。

変化の種は、季節を越えて植えられ、育まれ、水を与え続けなければなりません。
 
仕組みが変わるのを待つのではなく、
変化が起こるための環境を、私たち自身が育てていきましょう。

勇気をもって。
明確な意志をもって。
そして思いやりをもって。